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2chに学ぶ大学院博士課程進学者の憂鬱

この3月、博士(工学)取得予定の38歳社会人です。
仕事と両立しながら良く頑張った、と自分を誇らしく思っていい気になってた
が、ふと入社した時、同期の奴が博士取れる研究したいからと1年で大学に
戻っていったのを思い出し、Webで検索してみた。
その後3年で博士を取得し、イギリスに渡り、ポス毒を続けて現在の
論文数90本以上、国際学会発表130件以上・・・。被引用数の上位の論文
20本くらいをリストアップしてたが、最上位に燦然と輝くNatureの採択論文、
被引用数200以上・・・。

つくづく、同じ道を歩まんでヨカタと思った。
こんな奴らと同じ世界で頑張れる気がしないな、と思った。
お前らもこんな感じの業績なの?

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大学院に行ったからといって研究職に就職できるとは限らない。
もし、博士課程まで進学して研究職に就職できなかったらどうなるか。
博士課程が修了する時には、もう30歳近くになってる。
もはやまともな民間企業での就職はできない。
そのときに就職できるのは、塾講師、警備員、タクシー運転手といった業種だけだ。
決して誇張して脅しているのではない。
キミが進学しようと思っている大学院のここ数年間の修了生の就職状況を調べてごらん。
「進路不明」になってる人がいっぱいいるから。
もうそういうことになった場合、「学部卒業のときに就職しておけばよかった・・・」と激しく後悔するだろう。
30歳ぐらいになって、大学のときの同級生は係長ぐらいになって部下が何人もいてそろそろ年収1000万というような人も出てくるというのに、自分は塾講師をやって年収200万行くかどうかの社会の最下層生活。
さらに、そこに奨学金の返済がのしかかってくる。
もう、いくらがんばっても一生、取り返すことはできない。死ぬまで激しく後悔しながら生きることになる。

自分の人生がそんなもんになってしまってもいいかどうか、よく考えろよ。
自分の人生はその程度の価値しかないのか。

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http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa199901/hpaa199901_2_026.html
統計でいうなら、博士の就職は厳しいのかもな。
ただ、分野や大学なんかにも大きく影響するだろうし、
博士行くヤシはそのへんを見極めて覚悟の上で進学するってことでいいんでね?
ただ、就職失敗で博士進学とか、のほほん進学者が辿る末路だろ。
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博士進学のやつで、路頭に迷うやつは
ちょっと見積もりが甘いんじゃないかと思う。

自分の実力。
自分の研究の世界的なレベル(位置づけ)。
OBがどんな進路を歩んでいるか。
どんな企業が自分の分野を欲しているのか。

こういったことを全て把握したうえで、
ある程度のリスク覚悟で進むべきだろ。
そういうことができないなら、博士進学はヤメロは正解。

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自分はメンタルが弱くて修士でヒーヒーいってるので一言。
博士取れるほどのメンタルの持ち主なら何やっても生きていけるんじゃないか?
自分はその精神力の強さを尊敬します。

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日本の割合見てるとうなずけるところもある。

 医学>工学>>>>>>>>>>>>>>その他

世界に冠たる医療水準。アメリカと張りあえるほどの工学技術。
だが基礎科学は御粗末。文化はもっとボロボロで漫画とアニメしかない。

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日本で基礎科学だの文学だのを専攻しても人間扱いされないし
文化を発展させる役割の人間は99%が冷や飯を食う。

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なんかリアル博士を見てると、博士に進むのはとても優秀な人と
本当使えない人のどちらかだってつくづく思う。

ただ、本当に出来る人は海外行ったり
引き抜きがあって博士には進まなかったりするから
博士で大学に残るのはやっぱ微妙なのかも…

・・・・30代半ばになっても定職が見つからない博士たちが大量に生まれている。

終わってるな

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■ 城繁幸 (元・富士通人事部)
『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来』光文社新書、2006年9月20日、700円

  ・若者はなぜ3年で辞めるのか? ・やる気を失った30代社員たち ・若者にツケを回す国
  ・年功序列の光と影 ・日本人はなぜ年功序列を好むのか? ・働く理由を取り戻す

■ 橘木俊詔 (京都大学大学院教授)
『格差社会 何が問題なのか』岩波新書、2006年9月20日、700円

  ・格差の現状を検証する ・平等神話崩壊の要因を探る ・格差が進行する中で
  ・格差社会のゆくえを考える ・格差社会への処方箋

■ 山田昌弘(東京学芸大教授)
『新平等社会 「希望格差」を超えて』文藝春秋、2006年9月15日、1429円

  ・格差の現代的特徴  ・新たな平等社会を目指して
  ・仕事格差  フリーター社会のゆくえ
  ・結婚格差  結婚難に至る男の事情、女の本音
  ・家族格差  家族の形が変わり、新しい格差を生む
  ・教育格差  希望格差社会とやる気の喪失

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ドクター取ると内定取り消しなので、中退することになったお。
この3年間は何だったんだ?(⊃д`)

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収入や待遇のことを考えると確かに博士なんていいもんじゃないと思うよ。
でもそんな愚痴いっても「好きでやってるんだろ?」って言われたらそれまでなんだよね。。。
個人の問題はそれで片付いてしまうけど、
心配なのは待遇が悪いことによって、優秀な人材が研究職を目指さなくなること。

ちなみに私は研究職を諦めて公務員に逃げたD3。学位はとれそうだけど。
確かに就職は人より遅れたけど、この3年で私はかなり自分の実力が上がったと感じてる。
きっとこれからの仕事にも活かせるはず。

・・・と自分に言い聞かせる毎日。。。。
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厳しいんですね。博士の就職って・・・。
確かに一般企業の採用の場合、知識の前提としての「常識」のような ものが重視されるような気がします。
例えば「社内旅行の幹事」が出来そうか?とか。
「行きたい場所の集約」「日時の決定」「場所の下見」などなどを効率よくこなしていけるかとか・・・。
くだらない事と思われるかも知れませんが、大卒は将来の幹部候補生なので、いずれは部、課をまとめていかなくてはならない。
「社内旅行」をまとめられないで、実際に仕事のリーダーとして部下をまとめられるはずがないとの理論です。
そのような「常識」は会社で仕事をしているうちに自然と身につくものであって、一人で勉強をしていても身につきません。
そこが、「博士」の人が一般企業から敬遠される理由なのではないでしょうか?

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おっしゃるとおり。
だから 大学院は社会不適合者のあつまり。総じて口ベタなやつも多い。
加えて、むかしいぢめられてたとかなんか暗い過去をもってるやつも多い。

そんなやつらがまともに就職できるわけないだろ・・・・・・・・・・・
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研究者諦めるなら早い方が良いみたいだぞ、悲しいがね。

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